今回のテーマは『探偵事務所に依頼する時の注意点とは』です。
私の友達から、探偵の栗林さん(仮名)をご紹介してもらいました。
今回は、探偵さんに直接インタビューをさせて頂いて書いた記事となっています。
探偵事務所って、人生で何度もお世話になるわけじゃないですよね。
だから、探偵との契約に慣れている方ってほとんどいらっしゃらないですよね。
今、探偵の利用を検討されている方は、きっと、良い探偵と出会いたい、と願っていることと思います。
そんな時、探偵事務所と契約をする際、どんなことに気をつけたら良いのでしょうか?
注目すべき点についてもお聞きしました。
もくじ
届出がされているか確認する
探偵事務所を運営するためには、警察に届出をする必要があります。
探偵業の届出は、探偵業届出番号で確認が行えます。この番号は、探偵事務所のHPに記載されていたり、事務所の見やすい場所に掲示することが決められています。
探偵業の届出をしていれば、確実に安心な探偵事務所と言えるわけではありませんが、
きちんと確認しておくべきしょう。
各都道府県の公安委員会のホームページでは、探偵業の行政処分を確認することができます。(ホームページで公表していない県もあります)
『●●県 公安委員会 行政処分 探偵』などと言った文言で検索を行う。
例えば、東京都でしたらこのように表示が出てきます。
警視庁:探偵業法に基づく行政処分
なるべく事務所へ行って様子をみる
・きちんと相談に乗ってもらえるか
・調査員(探偵さん)が複数在籍しているかどうか。
場所で怪しまれないように、その場所にあった探偵を派遣できるように、
幅広い年齢層の探偵が在籍しているかどうか、見てみるといいですよ。
ーー実際に、探偵さんに会えないケースもあると聞いたのですが、探偵に会えない場合は、やめたほうがいいんですか?
栗林さん曰く、探偵という職業柄、なるべく顔出しをNGとしている事務所もあるそう。
顔が広まったら、調査に支障が出てしまうからです。
栗林さんが、勤めていた事務所は、相談員と探偵がセットになって相談者の話を聞いたそうですが、事務所の方針によっては、直接探偵さんに会えないということもある、とのことです。
ーー探偵さんと契約する時には、やはり事務所に伺った方がよいのですね。ファミレスなどはNGですか?
しかし、ファミレスや喫茶店で相談を聞く場合のメリットも教えていただけました。
それは、クーリングオフの適応になるという部分です。
相談者本人が探偵事務所に行って契約をした場合は、クーリングオフの適応外ですが、
ファミレスなどの場所であれば、適応になります。
詳しくは、>>喫茶店で交わした調査契約はクーリング・オフできるか (日本探偵業協会ホームページのリンク)
こちらで、ご確認いただけます。
契約をしてしまう前に、よく確認をするべきなのですが、以上のことを知識として、知っておいて損はないと思います。
できれば即決せず、一度持ち帰る
ーー探偵事務所に相談をしに行った後は、やはり即決はしない方がよいでしょうか?
これを聞いて私が思ったのは、まず相談が始まる前に、
『今日、この場で契約するつもりはない。一度、話を持ち帰るつもり。』
ということを事前に相談員の方へ伝えておくといいな、ということです。
探偵事務所の方に、色々と説明を受けると、『契約したほうがいいかな』と押しが弱い方は感じてしまうかもしれませんが、相談の前に伝えておけば、安心ではないでしょうか。
契約書の内容をきちんと確認する
ーー契約書を交わす段階になった時には、サインをする前に確認をすべきことはありますか?
口頭で説明を受けた部分についても、きちんと契約書に記されているのか、
確認をしましょう。
基本的には、探偵が動いた部分については証拠が掴めなくても、返金をしないところが大半です。
調査がバレるということは、ほぼ無いとのことですが、可能性としてはゼロではないものね。
契約書が提示される時には、契約の直前となりますので、断りにくい雰囲気になってしまう可能性はあります。
しなしながら、高額な契約ですので、疑問点を洗いざらい質問し、確認し、納得してから契約をするようにしましょう。
探偵事務所と契約する時に気をつけることは?
- 届出の有無の確認
- なるべく事務所へ行って、様子を見る。(対応など)
- 契約は急いでしない
- 契約書の内容をよく確認すること
浮気をされたという、非常にショックな状況で、『冷静になって!』と、言われても、
なかなか冷静になれないという方が大半だと思います。
しかし、証拠は非常に大切なものです。
是非とも安心できる探偵さんに出会っていただけたら、と願っています。
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